KC公式の記事 【RPTとは?】13段階でレース傾向を可視化|人気馬・穴馬の狙い目が一目で分かる競馬クラスター独自指標

競馬を始めたばかりの方ならこんな経験はありませんか?

「人気馬は強そうだけど、配当が低い」
「大穴狙いたいけど、全然当たらない」
「堅いレースと荒れるレースの判別が難しい」

実は従来の競馬新聞を見ても「そのレースが堅いのか荒れるのか」は分からないのが現実です。過去の成績や騎手の情報は豊富でも、肝心な「今回どう買うべきか」の答えはありません。
そんな競馬初心者の最大の悩みを解決するのがRPT(レースパターン)です。

RPTとは?13段階でレース傾向を完全数値化

RPTの特徴と基本ルール

RPT(レースパターン)は、世の中のレースを1〜13の13パターンに分類した競馬クラスター独自指標です。
数字が大きいほど堅いレース小さいほど波乱傾向となり、レース前に「人気馬中心か、大穴狙いか」を明確に判断できます。

  • RPT10〜13 … 堅い決着が多い
  • RPT1〜5 … 荒れやすい高配当ゾーン
RPTの信頼性を裏付ける3つのデータ比較

RPT1~13でどれほどの違いがあるのか?
「配当・人気の和・上位人気3頭の決着率」
3つの比較表で比較します。

1. 配当分布

RPTが低いほど高配当が発生しやすい構造が一目瞭然です。

2. 人気の和(C人気合計)
RPT 馬連 三連複
1 9.7 15.5
2 9.2 14.7
3 8.8 14.3
4 8.4 13.5
5 8.2 13.2
6 7.9 13.0
7 7.8 12.8
8 7.4 12.4
9 7.3 12.2
10 7.0 11.6
11 6.6 11.3
12 6.5 11.3
13 5.9 10.3

人気の和が小さい=上位人気決着の可能性大。RPTに反比例する形で数値が小さくなる点が指標の精度を示します。

3. 上位人気3頭BOXの決着率
RPT 馬連 三連複
1 22.1% 3.5%
2 23.3% 3.7%
3 28.7% 4.4%
4 30.5% 5.2%
5 33.2% 6.8%
6 36.0% 5.7%
7 37.1% 8.5%
8 41.0% 8.3%
9 41.6% 8.6%
10 46.5% 12.9%
11 51.7% 12.9%
12 50.2% 13.6%
13 60.1% 21.7%

上位人気3頭BOXの決着率を見ても、RPT13では決着率が60.1%なのに対し、RPT1は22.1%まで下がります。三連複に至っては決着率に約6倍もの差が生まれています。

初心者でもすぐ実践!RPT別シンプル攻略法

RPTは馬券戦術の柱

RPTを使えば、複雑な血統や調教を覚える必要はありません。RPTを確認して、それに応じた戦術を取るだけです。

<基本戦術>
・高RPT(10-13)の場合
「人気馬を信頼する」
→的中率重視で堅実に。堅く取る!

・低RPT(1-5)の場合
「穴馬を狙う」
→ハズレ(リスク)を恐れずに高配当狙い。

・中RPT(6-9)の場合
「バランス型」
→人気馬軸に穴馬を絡める。

RPTが競馬初心者にとって革命的な理由

①迷わない、ブレない戦略が立てられる
従来は「この馬強そうだけど人気だなぁ」「穴馬狙いたいけど当たるかなぁ」と迷っていたのが、RPTを見た瞬間に予想の方針が決まります。

②無駄な買い方を劇的に減らせる
・RPT1で人気馬BOXを買う(決着率22.1%)
・RPT 13で大穴狙い(ほとんど当たらない)
RPTを知ることで非効率な買い方を事前に避けることができます。

③ギャンブルから「戦略的投資」へ
RPTは競馬を「運任せ」から「データに基づいた判断」に変えてくれます。これまで感情的になりがちだった馬券購入が、冷静で戦略的なものになります。

まとめ|RPTで馬券購入が戦略的投資に変わる

RPT(レースパターン)を使う5つのメリット!

  • ・「堅いか荒れるか」がレース前に分かる
  • ・人気馬を買うか穴馬を狙うかが明確
  • ・データ裏付けでブレない買い方
  • ・初心者でも使えるシンプル戦術
  • ・無駄買いを減らし効率的

「競馬は難しい、分からない」という初心者の最大の悩みを解決する、これがRPT(レースパターン)の真の価値です。

▶️ RPTの詳細な使い方・攻略テクニックはこちら(準備中)

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