RPT(レースパターン)とは?
RPTの特徴
RPT(レースパターン)は世の中のレースを13パターンに区別したものです。数字が大きいほど堅いレース傾向であり、数字が低いほど波乱傾向が強くなるという特性を持つ競馬クラスターの独自指標です。
RPTを使えば、「どのレースで本命を信頼すべきか」「どこで穴を狙うべきか」が明確になり、無駄な買い方を減らして精度の高い馬券戦術を練ることができるようになります。
RPTの信頼性(データの裏付け)
RPT別の人気の和、単勝1番人気~3番人気の馬連・三連複BOXの決着率をまとめた一覧表を用意しました。
馬連・三連複ともにRPTが大きくなるにつれて人気の和の合計値は小さくなり、上位人気3頭BOXの決着率も数字が大きいほど高くなっています。
二つの分析において
「RPTの数値が小さい=荒れる」
「RPTの数値が大きい=堅い」
という傾向は一貫しており、RPTの分類には高い信頼性があることがわかります。
RPTは馬券戦術の柱
RPTは数値が小さい=荒れる、数値が大きい=堅いという単純な分類表というだけでなく、馬券スタイルを事前に最適化できる“戦術ナビ”のような存在です。
上位人気3頭のBOXをRPT1・RPT13で比較してみると
・馬連22.1%→60.1%(約2.6倍)
・三連複3.5%→21.7%(約6.2倍)
非常に大きな差があり、低RPTは人気馬が崩れやすく、高RPTは人気馬を中心に買いやすいレースだと分かります。
初心者の方は
低RPT→「穴馬狙い」
高RPT→「人気馬を信頼」
まずこの基本戦術を頭に入れてください。
それぞれのRPTには特徴があり、RPTによって戦い方が異なりますので【RPT別の攻略記事】もぜひ読んでみてください。
・用語解説「人気の和」
馬券に絡んだ馬の「人気の合計値」を人気の和と呼んでいます。
▶馬連(1着+2着の人気の合計)
例1)1番人気+2番人気
→人気の和=3(堅い)
例2)8番人気+12番人気
→人気の和=20(波乱)
▶三連複(1~3着馬の人気の合計)
例1)1番人気+2番人気+3番人気
→人気の和=6(堅い)
例2)6番人気+9番人気+14番人気
→人気の和=29(波乱)
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