KC公式の記事 RPTとは?競馬の「堅い/荒れる」をレース前に見抜く最強の分析指標

【RPT(レースパターン)】とは?
──「そのレース、堅い?荒れる?」をレース前に見抜く最強指標

❓競馬初心者がつまずく壁

「人気馬は強そうだけど、配当が低い」
「穴を狙いたいけど、全然当たらない」
「どのレースが堅いのか、荒れるのかが分からない」

──そんな経験、ありませんか?

実は従来の競馬新聞では「このレースが堅いのか、荒れるのか」を事前に判断する手段がありません。

過去の成績や血統情報、調教コメントはあっても、「で、今回はどんな展開になるの?」という肝心な部分は読み手任せのままです。

🎯RPT=レースパターン

RPTは、競馬クラスターが独自に開発したレース構造分析指標です。

すべてのレースを「波乱度」に応じて1〜13の13段階で分類し、事前に「荒れそうなレースか、堅そうなレースか」を数値で明示します。

RPT 傾向
1〜5 荒れやすい(穴馬が来やすい)
6〜9 中間(バランス型)
10〜13 堅め(人気馬が有利)

数字が小さいほど波乱要素が強く、大きいほど堅実な決着傾向が高まります。

📊 データで証明!RPTの信頼性

RPTの数値と、実際のレース結果には明確な相関があります。
以下の3つの分析軸で、その“精度”を証明します。

① 配当分布(馬連・三連複)

低RPT(1〜5)では高配当の発生率が明らかに高く、高RPT(10〜13)では人気馬中心の決着で低配当傾向が強まります。

→ RPTは「配当ゾーン」を事前に予測できる指標です。

② 人気の和(C人気)

RPT 馬連の人気合計 三連複の人気合計
RPT1 9.7 15.5
RPT13 5.9 10.3

→ 数値が小さいほど“上位人気決着”が多いということ。
RPTの数字と逆相関している点が、指標の正確性を裏付けています。

③ 上位人気3頭BOXの決着率

RPT 馬連BOX 三連複BOX
RPT1 22.1% 3.5%
RPT13 60.1% 21.7%

→ 的中率に約2〜6倍の差!
人気馬だけを買うとき、RPTによって「期待できるか」が明白です。

🧠 実践!RPT別・買い方戦略

RPTを確認するだけで、「今回は人気馬を信頼するべきか?穴を狙うべきか?」が明確になります。

🔵 高RPT(10〜13):人気馬信頼型

  • 的中率を重視
  • 買い方:馬連・ワイド中心/人気馬BOX/三連複1軸流し(人気軸)

🟡 中RPT(6〜9):バランス型

  • 人気+穴をミックス
  • 買い方:人気馬1頭軸に穴馬流し/三連複2列目に穴馬配置

🔴 低RPT(1〜5):高配当狙い型

  • 穴馬が突っ込むリスク覚悟で挑む
  • 買い方:3列目総流し/BB上位の人気薄を重視/BOX馬券が有効

💡 RPTが“革命的”である理由

  • 1. 馬券戦略が明確になる
    「とりあえず買ってみる」から卒業。レースごとに事前に買い方の方針が決まるから、迷いが減ります。
  • 2. 無駄な買い方を防げる
    – RPT1で人気馬BOX → ほぼ不的中
    – RPT13で大穴総流し → 高確率で無駄買い
    RPTがあれば、“買ってはいけない馬券”が見えてくるのです。
  • 3. 感覚ではなく「戦略的投資」へ
    RPTは、馬券購入をギャンブルではなく、期待値に基づいた“分析的投資行動”へと進化させる武器です。

🔚 まとめ|RPTで競馬は変わる

RPTを使えば──

  • レースが「堅い」か「荒れる」か、事前に分かる
  • 人気馬を買うべきか、穴馬を狙うべきかが明確
  • 無駄な買い方を減らし、回収率を改善できる
  • 初心者でもすぐに使える、再現性ある戦術が持てる
  • 感覚ではなく“数字で読む競馬”が身につく

競馬クラスターが提唱する「回収率主義」×「データ分析」の世界へ。
その第一歩が、このRPTなのです。

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