さて今年もやって参りました、「競馬の祭典・日本ダービー」です!
この記事では、下記のような過去に行われた日本ダービーの競馬クラスター新聞とレース結果を照らし合わせ、その「傾向と対策」をお伝えします!
「傾向と対策」ということで、元・バイト塾講師wのダンジョー@データ班が担当します(笑)
最後に過去12年のダービーの競馬クラスター新聞も公開していますので、ぜひ最後まで読んでもらえたら!
傾向と対策① RPT
RPT(レースパターン)とは、
世の中のレースを13パターンに分けたもの。
数字が大きいほど堅いレース傾向であり、数字が低いほど波乱傾向が強くなる競馬クラスターの独自指標になります。
堅いレースなのか?波乱レースなのか?が事前に把握することができるのはもちろん。【RPT】ごとに特徴があったり勝ちにくい【RPT】があったり、攻略が進むにつれて必須の指標の一つです。
まずは、過去のダービーの競馬クラスター新聞のRPTと、レース結果(配当)を見てみましょう。
過去の日本ダービー RPTと結果の傾向
上の表のRPT欄(色付けしてあるところ)を見てみましょう。
高RPT:8回(13:3回・12:3回・10:2回)
中RPT:4回(8・7・4・5:各1回)
低RPT:0回
このように、3回に2回は高RPT(上位3頭ないし2頭が強い)で、低RPT(混戦模様)が一度もないという結果になっています。
ダービーを迎えるこの時期には3歳クラッシック路線も中盤に差し掛かっており、既に「世代のトップグループ」が形成されていることがほとんどで、この時点での勢力図が概ね見えていることが多く、乱戦予想にはなりにくいです。
ただ実際のレース結果(配当)は、上位人気総崩れはないものの、3歳春の伸びしろや2400mという舞台設定によってその勢力図が塗り替えられ、特に3連系の馬券では高配当が飛び出すこともあるので、人気馬同士の決着というわけではなさそうですね。
日本ダービー 2023 の対策①
もし、今年のダービーが高めのRPT(固い決着傾向)でも、それより少し波乱が起こることを想定しよう!
傾向と対策② C人気
C人気とは
レース前日に販売される競馬クラスター新聞では「推定人気」通称”C人気”と呼んでいます。
推定人気は驚くほど精度が高く、発売前に大方の人気順を知ることができます!!
さて、次は競馬クラスター新聞が弾き出した推定人気(通称「C人気」)を先ほどの表で見てみましょう。
過去の日本ダービー C人気の傾向
C人気別の成績、まずは上位から。
たった12回という母数を考えると、ここまで偏りなく均等というのは、芸術的といっても過言ではないというレベルです(笑)
もちろん年によってバラつきはあるものの、「上位拮抗」という認識でいいでしょう。
続いて下位の人気で、他に特徴的なところを探してみます。
ここも傾向が出ていますねー。
C人気の好走率というのは、本来堅いか荒れるかの指標であるRPTによって傾向が出ます。
特定のレース、今回で言えばダービーですが、当然毎年出走馬は異なるため力関係も異なり、前述のようにRPTも様々なので、本来はC人気の成績もバラついて然りなのです。
…が、不思議と傾向がはっきり出ていますね。
偶然なのかダービーの特殊性なのかは分かりませんが、「傾向」としては見逃せません!
日本ダービー 2023 の対策②
◆ C1・2・3は、「同等」として扱い、軸はここから選ぼう!
◆ ヒモで狙うならC4・5・6がおススメ!C7・8・9は、なぜか絶不調…
◆ 二桁人気馬はC10~14が「穴馬ゾーン」で、3着狙いが効率良し!(「ホッ…ゾーン」て呼びたいけど、初見ユーザー様もいるので我慢w)
傾向と対策③ C人気の決まり目
さて、固いか荒れるかのRPTの傾向とC人気個別の傾向、しっかり頭に叩き込んでもらえましたでしょうか?(笑)
最後にC人気の組み合わせで馬券を的中させる「対策」をお伝えします!
最後もこの表から。
過去の日本ダービー C人気の決まり目の傾向
【単勝】
1着馬のC人気の平均は「3.25」ですが、例外中の例外(笑)単勝12番人気93.1倍のロジャーバローズを除くと、「2.54」。
12回中10回がC1~C4ということで、ここから選ぶのが無難でしょう。
【2連】
C人気のところでご説明した通り、やはりC1~3が強く、この3頭が全て連対を外したことは過去12回では一度もないという結果。
相手を見ても、“データクラッシャー”のロジャーバローズ様を除くとC6まで。
【3連】
ここでようやく穴党の出番です(笑)
3着馬のC人気平均は「6.91」で、12回中8回、3回に2回はC5以下が飛び込んできています。
ここは、先ほどのホッ…じゃなくて、「穴馬ゾーン」のC10~14も狙っていけます!
それともう一点、RPTとの関係で面白い傾向があります。
詳しくは冒頭の「RPTとは」のところで見ていただければと思いますが、RPT13・10・7は程度の違いはあれど、「上位3頭がそれ以下の馬より少し抜けて強い」という特徴があります。
過去12回のダービーでも半分の6回がRPT13・10・7だったのですが、6回全てでC1~3の上位3頭のうち2頭が3着以内という結果になっています。
もし今年のダービーのRPTが13・10・7のいずれかだった場合は、C1~3の3頭にさらに注目しましょう!
日本ダービー 2023 の対策③
【単勝】
C1~4の上位4頭から!(実際のオッズ上位4頭と人気上位4頭は異なる場合があるのでご注意ください)
【2連】
軸はC1~3、相手はC6まで。つまり過去12回中11回に当てはまる馬連であれば「C1.2.3―C1.2.3.4.5.6」の12点の中から絞るのがおススメ!
【3連】
軸はやはりC1~3。ヒモは手広くC14まで見ましょう!C10~14に狙い馬がいたら、「狙い馬-C1.2.3-C1.2.3.4.5.6」の12点なんていいかも!さらに、RPTが13.10.7だった場合は、「C1.2.3-C1.2.3-C5~14の中の狙い馬」という買い目がオイシイかもしれません!
まとめとおまけ
本来競馬クラスター新聞は、特定のレースではなく「出走馬が同じような力関係であるレース」をパターン化しているため、今回のように特定のレース傾向を探ることはしませんが、「日本ダービー」ということで敢えてやってみましたが、いかがでしたでしょうか!?
傾向を探りながら率直に思ったのは、「今年の新聞早く見たい」でした(笑)
「C3はタスティエーラとファントムシーフどっちだろ!?」とか「良い枠引いたトップナイフが「穴馬ゾーン」に入らないかなぁ」とか、ワクワクが止まりません!
「第90回日本ダービー」の競馬クラスター新聞は、5/26(金)22時頃発売予定です!お楽しみに!!
新聞のご購入はこちらから!!
各種RPTの特集記事は下記リンクから!!
🟥低RPT(1~5)特集記事はこちら🟥
🟩中間RPT(6~9)特集記事はこちら🟩
🟦高RPT(10~13)特集記事はこちら🟦
特別付録「日本ダービー」(2011~2022)の競馬クラスター新聞
■2022年:RPT13/1着:C3 2着:C2 3着:C5
■2021年:RPT8/1着:C4 2着:C1 3着:C11
■2020年:RPT12/1着:C1 2着:C2 3着:C6
■2019年:RPT13/1着:C11 2着:C3 3着:C2
■2018年:RPT5/1着:C3 2着:C6 3着:C14
■2017年:RPT4/1着:C2 2着:C5 3着:C1
■2016年:RPT7/1着:C4 2着:C2 3着:C3
■2015年:RPT10/1着:C1 2着:C6 3着:C3
■2014年:RPT13/1着:C2 2着:C1 3着:C10
■2013年:RPT10/1着:C2 2着:C3 3着:C13
■2012年:RPT12/1着:C5 2着:C3 3着:C6
■2011年:RPT4/1着:C1 2着:C6 3着:C9