Part2では、
各券種の「出現率」を用いた馬券購入術をご紹介。
まずは、新聞に記載している基本情報から解説。
新聞上には(馬連・ワイド・3連複)の推定オッズ・ボーダーオッズ・出現率を記載しています。
推定オッズ
記載買い目の過去分析における平均オッズになります。
→推定オッズを基準に「妥当・過小・過剰」を判断する材料にします。
妥当や過小オッズの場合は、買ってもOK。過剰しすぎている場合は買い続けると、回収率が結果低くなりますので注意が必要です。
ボーダーオッズ
出現率と掛け合わせることで期待値100%以上となる基準オッズです。
【出現率8.0%以上】で期待値100%以上を満たす場合に買い続けるのが最も効率の良い買い方となります。
出現率
過去10年データ分析をした結果、該当買い目がどの程度の確率で決まっていたかが一目で分かります。
その日そのレースを当てる場合は、「出現率5.0%以上」を狙うのが基本となります。低RPT(1~5)でない限りは、馬連・3連複共に5.0%以上の買い目を狙っていきましょう。
回収率
緑枠で囲んだ買い目「2-5」のように背景色が赤で塗りつぶされている買い目。こちらは過去データを分析した結果、回収率が100%を超えている買い目になります。
では、各券種の出現率分析を用いて購入する方法をご紹介していきます。
馬連
先述の通り、基本は出現率5.0%以上でボーターオッズを超えている買い目を狙います。
ただ、高RPT(10~13)やC1が強く出るRPT(8,9)の場合は推定オッズから大きく過剰していない場合は狙っても問題はないです。
低RPTや穴目で明確に狙える馬がいる場合は、その馬が絡む馬連を買ってもいいですが出現率が2.0~4.9%ということを頭に入れておきましょう。
ワイド
まず、第一に上位人気同士のワイドを買うのは無しです。
RPTによっては出現率が高くなってきますが、ワイドで買うのは無し。1.0~2.5倍程度のワイドを買い続ける意味は皆無です😢
当てたい欲求が高い人が買いがちですが、結果ガミることもあり回収率を下げる大きな要因となっています。
では、どのようにワイド出現率を活かすか。
基本の見方は、C1-C2がどのくらいの確率で馬券に絡むか、推定オッズから過剰しているか過小しているかを見ます。
②(C1)-⑤(C2)は下限2.1倍となっており、推定オッズより過剰している。RPTを考慮してもC1-C2ワイドやC1,C2の2頭共に絡む3連複を買わないのが回収率を上げる為には重要となります。
上記の場合、買い目としては
『C1,C2-C4,5,6-C3~C8』
のようにC1,C2の2頭が絡まないように組むのがポイントです。
逆に、推定オッズ・過小している場合はC1.C2の2頭が一緒に絡む馬券を買っても問題無し。
参考の買い方としては、
『C1,C2-C4,5,6-C1~C8』
となります。
3連複
3連複も馬連同様、出現率5.0%以上でボーターオッズを超えている買い目を狙いますの狙い方でOK。
C1-C2-C3が出現率が1番高くなるケースが多いですが、2023年のヴィクトリアマイルのようにC1-C2-C4が出現率TOP。次点にC1-C3-C4が並ぶ状況。
こうした状況ではC1と良く絡むことが分かっている『C4』がキーマンになりますので要警戒です。
そして、結果を見るとC1-C3-C4決着。
キーマンで挙げたC4「⑥ソングライン」が1着になりました。3連複のオッズも推定オッズに近い17.2倍、絶好の狙い目でしたね。
🔻他パートの記事はこちらから
【Part1】「推定人気順表」を用いた馬券購入術
【Part3】「和の買い目」を用いた馬券購入術
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